1999（皇紀2659年）/08/25

　先日から、各ワイドショー等で話題になっているのがビートタケシ（北野 武）の母親の訃報である
（余談だが、私の名前も武であり、字も同じだ。同じ「たけし」でも仮面ライダーは「毅」だし、ど〜も「武」は個人的に印象の良くない人物が多い(ちなみに「ドラえもん」のジャイアンも「武」だった筈だ)）
　この話題の関係で、以前より邪魔に思っていた「浅香・野村の年増の貶し合い」や「玄倉川の犬死に連中」の報道が一気にかき消されたのは私的には好ましく思っている
　まぁ、訃報では在るが、９５歳とも成れば大往生だろうから、特に可哀相だの何のと云う積もりも無いが、残されたビートタケシが泣いていたのがワイドショーで報道されていたので、思った事をツラツラ書こうと思う
　さて、私は物心付いた後に亡くした身内と云うのは母方の祖父と父方の祖母だけだ（母方の祖母、父方の祖父は私が生まれる前に亡くしている）
　母方の祖父とは距離的にも疎遠だった事も在り、余り身内と考えられない内に亡くしており、半ば他人事の様に受け止めていた
　父方の祖母は私と同居しており、私は幼少の頃は祖母に懐いていた事も在り、実質、私の記憶に在る『身内を亡くした経験』はこの祖母の事だけに成ると思う
　故に、経験抱負と云う訳でも無く、あまり偉そうな事は云えないのだが、私は祖母を亡くした時は泣かなかった
　これは強がりでもなんでも無く、事実は『泣けなかった』なのかも知れない
　祖母の直接死因は腹部大動脈瘤と云うモノで、大動脈に瘤状の何か（良くは知らない。多分血栓）が出来、通常生活には差し障りはないが、血圧に大動脈が耐え切れなくなると、患部が破裂し、処置する間も無く死に至る病気であった
　故に、破裂前は健康体と大して変わらずに生活出来、私たち家族とも何の支障も無く同居していた
　そして、亡くなった日に破裂し、それこそ破裂後数時間と持たずに亡くなった（故に臨終には立ち会えなかった…これが、現実感の無さを浮き立たせているのかも知れない）
　その後、祖母の遺体は角膜を移植の為に大学病院へ運ばれ、遺体そのものは検体の為別の大学病院へ輸送された（この時の反応は異様に早く、葬式は遺体無しで行われた。結局、祖母の遺体と対面したのはモノの数時間程度だったと思う）
　その後、通夜・葬式・法事（初七日、四十九日）と立続けに在り、息を付いたのは秋も深まってからだった（父が長男だったので、それらの準備は我が家が担当した）
　その頃になって、やっと「家族が一人減ったのだ」と云う事を実感させられた
　父も早くに父親（私の祖父）を亡くしたのだが、やはり長男だった事、母親や兄弟達を養う事を考える事で精一杯だったので、死を悼み泣く暇はなかったそうだ（故に、今回の報道でビートタケシが泣いているのを「泣くのは生活等で余裕が在るから出来る」と感想を漏らしていた）
　私としては、祖母が亡くなった時はまだ学生であり、父は今でも現役であるので、生活等での余裕は在った筈なのだが、泣けなかった
　これは、私の「祖母の死」が現実感が無かった所為なのかも知れない…と最近思っている
　前述の通り、祖母の臨終に立ち会えなかった事、遺体とは数時間しか対面できなかった事、付け加えると祖母の動脈瘤破裂が外出先で起こった事（つまり、家からは元気に出て行ったのだ）、そしてこの病気での死亡は遺体が奇麗な事（死の瞬間だけ苦しむが、基本的に苦痛は短時間なのだそうだ。故に、対面した遺体も本当に穏やかな死に顔だった）等も在るかも知れないが、それこそどっかに旅行中で（祖母は旅行が好きだった）２〜３日もすれば元気に戻ってくる感じすら感じられたのだ
　故に、病床で臥せっている姿を長期に見続け、挙げ句亡くなった場合とは比べるべくも無いが、身内の死で泣ける事そのものは良い事だと思う
　なんだか、本当に取り止めの無い話になって仕舞ったが、結局云いたい事は「身内を亡くして泣く事は良いのだが、それを全国ネットで報道して回るのはよろしくない」と云う事だ（全然、今迄の話と関係無いかも知れないが）
　何度も云っているので、これ以上マスコミの趣味の悪さを捲くし立ててもしょうが無いのだが…

　先週の土曜日、何時もの様に自宅でＰＣを立ち上げ、最近攻略している「とらいあんぐるハート２」をプレイしていた時、奴は来た
　これ以降は余り食事中などに読む内容では無いので、事前に忠告します
　此処で云う「奴」とは今回のメインの題材で在る「油虫」、正式名「ゴキブリ」である
　先ずは私の知ったかぶりの知識を少々
　「ゴキブリ」と云う名詞は既に平安時代から使われている由緒正しい言葉の様だ
　語源は「御器」に「齧り付く」の意味らしく、「御器」…茶碗に取りついて「齧り付く（かぶりつく）」つまり茶碗を食べる様に（正しくは茶碗に付いている残飯を食べていたのだろうが）様を見てこの名が付いたらしい
　昆虫としての基本的形態（体の分配が頭･胸･腹に区別される、目は複眼を２組、羽は４枚、足は６本で全てが胸部から延びている…等）を持っているので、昆虫に分類されるのだが、変態をしない（通常昆虫は卵→幼虫→蛹→成虫と云う完全変態をするのだが、ゴキブリは無変態…つまり卵から孵化した時点で既に成虫と同じ形をかたどっている）等の点から原始的な部類に区分けされる
　此処からが若干怪しい知識なのだが、本来日本在住のゴキブリは「茶羽ゴキブリ」と呼ばれるモノで、その名の通り成虫でも色が薄く、大きさも比較的小さい、一見まだ成長途中では無いか？と疑いたくなる様なモノであったとの事だ
　近年、異国からの穀物輸入が盛んになった辺りで、「黒ゴキブリ」と呼ばれる日本在来の茶羽よりも１〜２回り大きく、色も黒々とした今現在「ゴキブリ」と聞いて想像するアレが輸入穀物と同時にやって来た
　黒ゴキブリはその大きさと比例する生命力・繁殖力の強さから、茶羽を駆逐し、現在日本のゴキブリの代表となって仕舞った
　そして最近では黒ゴキブリよりも更に１回り大きく、頭部と胸部の境界に白い帯状の紋が在る「輪紋ゴキブリ」と呼ばれる渡来種がまた日本に居着いて仕舞ったとの事だ
　その輪紋ゴキブリは黒ゴキブリよりも更に生命力･繁殖力の強い種であり、現在、日本の代表格である黒ゴキブリを駆逐しつつある勢いだと聞いている
　さて、蘊蓄はこの辺にして、土曜日に在った出来事に話は戻る
　土曜日の真夜中、一人楽しく美少女ゲームをやっていた時（うゎ、文字にすると凄ぇ寂しい）、奴が私の枕元に現われた
　私は奴等が取り分け苦手で、姿を見るとまた見え無くなる迄付近一帯から逃げ、安全を確認する迄再度近付く真似はしない
　結局、日曜の夜中に奴の姿が無い事を確認してやっと就寝したのだが、とらいあんぐるハート２の進捗状況は著しく遅れて仕舞った
　さて、私のトラウマでは在るのだが、私が其処まで奴等を嫌うにはそれなりの理由が在る（さぁ、此処からはマジに嫌いな人は読まない方が良いぞぉ？）
　それは私が幼少の頃、突然の来客に出前を取っていた頃である（最近は食事を取る場合は一緒に外食…しかも親だけで出るので、私はインスタントで済ませる事になると云う返って貧弱な食事になって仕舞う）
　その時の来客は親しい部類の客で、出前も蕎麦屋では無く寿司だった
　晩に、寿司の桶を軽く水洗いして翌朝、寿司屋がそれを取りに来る事になっていたのだが、当然その晩は桶を預かる事になっていた
　そしてその夜中、私は喉の渇きを覚えて台所に水を飲みに来た時である
　我が家は俗に云うダイニングキッチンで構成されており、飲料水用の冷水機に辿り着くにはダイニングのテーブルの前を通らねばならない
　そして、更に悪い事に私は夜目がそこそこ利く方だったので、冷水機の場所まで電気を点けずに云って仕舞った
　当然、暗いので細かい色の判別なぞ出来様も無い
　そしてソレに不意に気付いてしまったのが悲劇の始まりだった
　寿司の桶の中に「海老の尻尾」が一つ、捨てられずに残っているのだ
　「おかしいな？」と子供心に思った
　明日の朝寿司屋に返す筈の桶は母親が水洗いした筈である
　それなのに、その桶の真ん中に海老の尻尾が一つだけ残っている
　どう考えても不可思議である
　好奇心旺盛のＢ型は此処で地獄への片道切符を購入するのである
　「謎は確かめなければならない」そう思い、桶に近付く私…
　そして、それは起こった
　シャカシャカシャカシャカシャカ…
　海老の尻尾が私を襲って来たのだ！
　それまで海老の尻尾だと思って疑いもしなかったモノは、水洗いで落ち切らなかった寿司桶の残飯に取り付いていた黒ゴキブリだったのだ
　まだ小学校低学年の頃である、誰が私の驚愕、恐怖を笑えよう…
　以来、本当に奴等が駄目になった…（それでも寿司は食える辺り少しはオチになるかも知れないが）
　「好奇心、猫を殺す」…昔の人は良く云ったモノだ…

　先週、このコーナーの更新が無かったから…と云う訳では無いのだが（本当か？）今日も日記を付けたい
　まぁ、私の場合、最近はＢＢＳの方のレスに近況を載せているので、こちらは世間の動きを私の狭い視野で見た状態での雑感がメインになりつつあるのだが、そんな事は今に始まった事ではないので無視する
　さて、今回は最近目に付く莫迦ドモの話だ
　最近、ＴＶのニュース・ワイドショーを賑わせているのは某玄倉川のキャンプで犬死にを晒している戯けドモの話だが、ＴＶ等を見る機会の在る人間は知らない事は無いと思う
　まぁ、要約すると自然をナメてかかった莫迦がその力に負けて犬死にを晒し、未だ遺体すら見付かっていないのが半数（私の知っている８月１９日午前７時現在、１８人中、５人生還・４人死体確認・９人行方不明…まぁこれだけ時間が掛かっているのだ、生きていると考える方がおかしい）の状態で、現在、警察・消防・自衛隊まで駆り出して死体探しをやっていると云う事らしい
　この関係で、これから都道府県でキャンプを禁止出来る区域の中に河川も含むとか、各知事はその禁止をする方針で検討するとか、これから未来に渡ってキャンプを楽しみたい全ての人間に対する規制を許す羽目になった
　莫迦一匹の所為で周囲全体が迷惑を被る好例になって仕舞った訳だ
　残された家族も良い迷惑だ
　基本的に現在動いているのは上記のとおり公僕のみの様だが、これらの費用が全部税金なのだろうか？と云うのも良く知らないし、このまま公僕の連中が引き上げた後は民間の捜索隊を要請せねばなるまい
　見付かっても居ないのに捜索を打ち切ったりした場合、それが短期で在れば在るほど「見捨てた」と云う烙印が押され（どう考えても生存の可能性が零に近くても、だ）マスコミ連中に持て囃されるだろう
（可能性は零に近くても零では無い…とでも云いたいのかも知れないが、一般的に見て生きている方が変だ）
　捜索を続ければ莫大な借金をする事を余儀なくされ、捜索を断念しても一時期世間の目に晒される事になる遺族は踏んだり蹴ったりだ
　話は変わるが、今朝のワイドショーでもう一つの莫迦の象徴を見た
　それは、自動車運転中に窓から腕を出し、トラックとのすれ違いざまに腕をもぎ取られたとか云う間抜けだ
　「自動車の運転中は危険だから窓から顔や手を出さない｣…幼稚園の送迎バスですらその事を再三云われ、小･中･高と年が上がるに連れ「知っている筈の事だから」と注意されなくなる事なのだが、自動車免許を持っている大の大人が守れない…よしんば知ってい乍らやっていたにせよ、自分で怪我をするまで危険を察知出来ない間抜けに運転免許証を持つ資格は無い
　この二つの事例での共通点は危険度の読みの甘さに尽きるだろう
　以前も何処だかで「エンジン掛けっぱなしの車を盗まれて、同乗していた子供を殺された間抜け夫婦」を話題にした時に書いたかも知れないが、どうしてこう、間抜けな奴等が多いのか？
　特に前回との大きな違いとして「他者に迷惑を掛けている」と云う事が今回の２件には云えると思う
　前回の例は死んだ子供は哀れだが、その原因は間接的には親に在り、被害者ぶっても同情に値しない程度で後は当事者同士の問題だと切り捨てる事が出来たが、今回は違う
　冒頭の玄倉川の連中は知事等の強権発動の原動力となり、次の自動車腕ギロチン野郎はトラックの運転手が気付かずに進んでいたとしても捕まれば轢き逃げ犯、業務上過失傷害の罪状が付く、全く持って良い迷惑だ
　今後これらの間抜けな所業により迷惑を被った人間は当事者ドモに何らかの責任追及をしても良い制度を作って欲しいモノだ
　例で云えば、冒頭の河川関係は未来のキャンプ予定者はその法令を出さない事（ただし、同様の事故が在った場合に公僕の捜索を要さないと云う条件付き）で、遺族に関しては捜索に実費が必要となった時点で家族の縁を切り、その生死に何ら責任を負わない事とする事（当然、マスコミ関係者もその事に口出し無用とする事）を決めるとか、次の自動車腕ギロチン野郎はトラック運転者に対し何の責任も生じない（刑事･民事を問わず：マスコミに関しては口出し無用）上でトラックに傷でも付いていた場合は損害賠償の対象とする事等である
　マスコミがこれを破った場合は、マスコミ及び当事者にそれ相応の損害賠償を請求する事が出来る等、具体的に決めれば混乱は無くなると思う
　世の中、間抜けの為に住み辛くなるのは御免被りたいのだが…

　気が付けば２週間余りも日記を付けていない
　最近の更新率が高かっただけに少し悔しい
　それと云うのも今月はコミケ月と云う事で、或る意味恐怖の大王よりも恐いモノがやって来る月だったのだ
　さて、今回は更新して無かったコミケ準備期間・参戦期間の近況をまとめて載せておきたい

8/10(火）
　取り敢えず、私に取ってのコミケ準備箱の日から始まった
　今回からコミケカタログ（参加サークル等が一覧できる形で載っており、何処にどのサークルが店を開くかをチェック出来る。入館証の役割も果たすので、基本的に事前に購入する方が割高では在るが楽である）が通常の冊子版とは別にＣＤ−ＲＯＭになると云う情報が在ったので、その発売を待って、ＣＤ−ＲＯＭ版だけでチェックをしようとしていた
　このＣＤ−ＲＯＭ版、7月28日発売予定が8月5日に延び、最終的に8月10日午後にまで延びた
　コミケスタッフをやっている友人の話ではＣＤ−ＲＯＭ化、それに伴うフォーマットの新規作成、製版等は（株）アスキーが云い出した事で、更にその発売日遅延もアスキーの責任である旨の話を聞けた
　全く困ったモノだが、取り敢えず開催前に入手は出来た…が、起動してみると、とても使えたモノでは無い
　画面に出るのは冊子版の１頁の一部（スクロールバーを使って画面を移動する必要がある）で、チェックしたサークルを印字するのはサークルカットごとなので、画像データとして保存され、ＭＡＰの印字もチェックしたサークルの位置を変色させて印字させるも、複数のチェックが在った場合、何処がどのサークルなのかの注意書きは一切表示されないと云う甚だ中途半端なモノであったのだ
（ついでに云うなら、私はＭＡＰなど使わずに座標を云われれば大体の位置を割り出す程度は出来るので、実際に使うデータは座標とサークル名の表だけで充分なのだが、その出力が出来ない）
　こんなモノぢゃぁ使い物にならないので、冊子版を再度購入する決意をする（まぁＣＤ−ＲＯＭ版は、これが最初で最後である可能性も在るので、このまま取っておく事にする）

8/11（水）
　さて、冊子版のカタログを購入し、サークルのチェックを始める
　しかし、13日（初日）が金曜日との事も在り、職場は休暇を取る事にしたのだが、そのツケが今回っている
　止む無く本業多忙モードに突入、なんとか冊子版のカタログは入手したモノの、チェックは殆ど出来ず仕舞いで終わって仕舞う

8/12（木）
　さて、前日である
　しかし、昨日からの本業多忙モードは止まる所を知らず、帰宅は遅れに遅れる
　なんとか初日分のみのサークルチェックを終了し、カシオペアのポケットエクセルに入力した時点で力尽きて意識不明となる
　ちなみに、この日から両親が旅行に出て仕舞ったので、最後に頼れる目覚し時計が無くなって仕舞った

8/13（金）
　初日、チケット（サークル用に渡される事前入館証、私が持っている理由は内緒だ(別に不正をしている積もりは無いが個人的事情による)）入場をして友人サークル等に挨拶して回り、特に世話になっている某サークルの手伝い（コピー誌製本等）を手伝い、それが終わった所で開会の宣言がされた
　私の買い出しが全て（代理購入(ここまで大きくなったコミケだから在るのだが、一人で全部のサークルを回り切れない場合、複数の人間が担当部所を決め、数人分づつ購入する。この方が行列に並ぶ手間・時間等を考えれば非常に有効な手段となる)も含む）追えた後、最初に手伝ったサークルのバックワード（裏方：同人誌等の梱包を解いたり在庫管理等をする）に回る
　長蛇の行列、そしてそれがハケて行く様を見ると感無量である（これは大手サークルの裏方でなければ見れない光景であろう）
　中々に充実している
　しかし、そのサークルの隣りが不味かった…
　その某サークルも超の付く大手サークルなのだが、今回で参加を終了する事を事前に発表しており、通常にも増して行列が出来る事は予想に難しくなかった
　が、その行列を捌く早さが亀よりも遅いのだった…（スタッフの友人が見た見解＝８０人／時間。私の見た見解５０人／時間。ちなみに行列は既に数千人になっていた…）
　コミケの開催時間は10時〜16時の6時間で、翌日は別のサークルが同じ場所で販売するので、在庫が多く残っても、購入予定者が多数残っても開催時間の延期・翌日の持ち越しは事実上有り得ない
　そして悲劇が起こった…
　結局、チケットで入館した者で最初にそのサークルに並んだ者（チケットは基本的にそのサークルの店を出すために事前に入館する為に配られるが、店を出している間は自分が買いに行けないので、手早く準備をして売り子以外の人間は開催と同時に他のサークルへ並ぶ事も出来る。当然、開催の瞬間に会場内に『既に居る』人間の方が早く並べる）しか買えないと云う惨事を生んだ
　私は別の用件でこの日は閉会前に別の所に出たので、その終焉を見てはいないが、１６時にコミケスタッフが残った行列を散らして終わらせたそうだ…結局、一般入場（チケット無しで、１０時から入館する事）をした者で、そのサークルの販売物を入手出来た人間は居なかったそうだ
　良く暴動等が起きなかった…と感心するのは参加者の自制心とスタッフの処理能力だろう
　ちなみに、この日の夜に判った事だが、私が買ったソフト１本とそれを入れていたバッグを忘れて退館して仕舞い、後日になっても見付からなかった事を追記しておく
　帰宅後は2日目・3日目のサークルチェック中に意識が無くなるが、気合で終了する
　また、毎号買って居た同人誌のサークルさんから以前、当近況・雑感の記事を使いたい旨打診が在った時快諾したのだが、それが今回シッカリ載っていたのには流石に吃驚した
　それはそれで良い経験なのだが

8/14（土）
　2日目であるが、初日夜からの暴風雨に頭を抱える
　晴海時代（昔はコミケを晴海で開いていた…その後、数回会場を移動するが、結局晴海に落ち着いていたのは事実。晴海会場の閉鎖により有明に移ったが、これ以上のキャパを持つ会場が他に無い為、当分は動けないだろう）は『台風すら避けて通る』と称された（これは事実、以前、コミケ開催日に晴海を直撃する筈だった台風は前日に急遽針路変更をしてコミケ会場は晴れ渡った青空だった事が在る）コミケでこの暴風雨はそれこそ10数年ぶりだった（少なくとも私が参加して以来の大雨だ）
　この日は余り買い物の予定も無く、コスプレ撮影でもしようかと算段していたのだが、コスプレ会場として使われる西会場の屋上が閉鎖され（尤も、閉鎖されなくてもあの雨では撮影どころでは無かろう）、会場内の小スペースしか使えなかった
　その関係上、人が犇めき合うだけの場所と化し、私は写真の一枚も撮らずに早々に退散した
　故に、肉体的には余り動き回らなかったが、暑さと湿気（併せて蒸し暑さ）で体力は動き回るのと大して変わらないくらい消耗する
　閉会後は友人数人とエネルギー補給（甘い物と云えばアンミラのパイでしょう(爆)）

8/15（日）
　本番（爆）である
　既に前2日間で体力を使いまくり、消耗しきった体に更に鞭を打って参加する
　この日が3日中、一番巡回するサークルが多く、金銭・体力ともに一番消費するのだが、既に私は限界に近づいていた
　何時もの(爆)お世話になるサークルに寄生しながら買い物を済ませて行き、最後のサークル（此処がコピー誌を14時から作り出すという暴挙に出た…結局、購入できたのは15時過ぎ…）の購入を済ませ、西館に移動、終了の宣言を聞き、3本締めで締める
　その後、有志で有楽町の回転寿司・カレーライス・喫茶店とハシゴをして帰宅するが、私の意識は帰宅直後に飛んだ…
　意識が復活したのが20時過ぎ…それから本日の通常業務用に3日間で購入した同人誌の整理をして終わった

　終わった後に、こんな事を書いているのも何だが、この1週間、良く生きてこれたモノだ
　取り敢えず、その間にネットでも結構な事が進んでいる様なので、それを順次片付けて行こう
　しかし、大概私も元気なのだなぁ（しかし、確実に体力の衰えを感じる）と思う

　さて、月が超えた
　何度も云うが、結局先月中に空から墜ちたモノと云えば、首都高の非常電話とＪＲトンネルのコンクリート・モルタル片、ケネディｊｒの飛行機位であり（ハイジャックの旅客機は無事に降りた様だし）、世界がどうこうする様なだいそれたモノは無かったと思う
　先月まで民衆を脅すだけで何もしてなかったパラノイアどもは今月から何を元ネタにして騒ぐのか、或いは既に似非研究者として相手にもされないか、非常に興味では在る
　今日の話は全く違うのだが、私は昨日から宿直であったので、今朝は時間が多少在った（宿直だと朝の通勤時間が必要無いので、８時過ぎ頃までＴＶが見れる）ので、ワイドショー番組を眺めていた（見ると云う程真面目には見ていなかったが）
　さて、朝一番で報道されていたのが野村・浅香の年増の貶し合いネタが報道されていた
　なんでも、昨日野村はＣＤ（何考えてるんだか知らんが、ＣＤ出せる程の歌唱力・声質・ルックス、何も持って無い癖にそんなモン出すんぢゃねぇ）の発売促進イベントに出て、浅香の方は映画出演の為に何処か撮影所だかに出てた所を報道陣に捕まっていたらしいのだが、野村は突如「イベントは写真・VTRの持ち込み禁止」を叫び出し、取材にも一切答えず状態、浅香は嬉々として取材に答え、「この映画は野村になんか見て欲しくない」と豪語する状態だった
　この関連は（まぁ芸能関係は大抵そうだが）芸能人の結婚・離婚・熱愛発覚等の与太記事の次に（と、云っても大して変わらんが）莫迦ゝしいネタであると思っているので、今迄も大してネタになんかしてなかったが、朝っぱらから見目麗しい訳でもない年増の顔ばっか（しかも、野村のふてぶてしい面を見てると朝からストレスが溜まる）見て気分が悪くなったので、ネタにして仕舞った
　月の頭からこんな愚痴の様な日記を読まされる読者殿も可哀相だが、私の欲求不満の解消の為に付き合って貰いたい
　さて、この問題、私も興味が無く大した事を知っている訳でも無いので事情説明等出来る訳も無いのだが、一応最近のネタとしては野村の選挙出馬の再に外国の大学（しかもケンブリッジだか何処だかの有名所だったと思う）の卒業と書類提出だか発表だかしたらしいのだが、この貶し合いでその事まで取り上げられて地方検察庁宛て浅香に告発されたという事だ（地検も良い迷惑だったのか、最初は門前払いしたらしいが、７万人の署名と共に再提出された件に関しては無視する事も出来なかったらしい…哀れなるは地検なり）
　まぁ、犯罪者がふてぶてしくイベントなんか開いているのもふざけた話だが、貶し合いの末に告発するのもナンだかなぁ…と思う（公共役場や官憲は喧嘩の末の矛先では無い…まぁ、喧嘩の際に事件が起きれば警察と云う別の官憲が入るのだが）
　この際、喧嘩の行く末や告発後の調査等は対して興味は無いが（私は基本的に野村の夫婦揃って嫌いなだけだ。根拠は特に無いが、あの「世界は自分中心に廻ってる」的な根性が見え隠れするのが気に入らん）、兎に角この莫迦騒ぎをどうにかして欲しい
　私自身、ワイドショーなぞ滅多に見ない人種では在るのだが、朝はニュース等の代わりにワイドショー的なモノを時々見るので、この様な騒ぎはとっとと収束して欲しいモノだ
　しかし、この連日の暑さの中、マスコミと云った連中は何故にこぅ無駄に元気なのだろう…その元気を多少なりとも分けて欲しいモノだ
　尤も、下世話な部分まで分けられると自分の趣味が一層悪くなりそうなので、願い下げなのだが…

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